LAB3680では農業のプロジェクトもスタートしています!
微生物群の働きを利用した有機資材と自家製堆肥を使用し、無農薬栽培に挑戦しています。
かつては梨園だった耕作放棄地を自分達で開墾し、まず土づくりをして、という前段階を経てのスタートとなります。
主な目的は東京8という微生物資材のテストですが、せっかくやるからには、とんでもなく美味しい農産物を育てようと、日田の無農薬農家の梶原さんに指導していただきながら日々真剣に取り組んでいます。

今年の春から夏にかけては、トマト、ジャガイモ、バジルやルッコラセルバチカなどのハーブ数種類を栽培する予定です。
日田は毎年大雨に見舞われ水害が絶えない街ですが、元気に育ちますようにと願いをこめて、じゃがいもの種芋を埋めました。

「メークイン」「男爵」「とうや」という3種類を栽培します。
大きい種芋を半分にカットし、地面の中で腐らないよう断面に灰をまぶし、土に埋めてシートをかぶせました。


東京8(微生物資材)の微生物群はもともと東京都内の汚泥処理施設(下水処理)で発見されました。
太陽油化株式会社は汚泥の臭いを処理するために何か効果的なものはないかと研究を続けてきましたが、その際に見つかった微生物群(特定の微生物の集合体)は、アンモニア臭をあっという間に消してしまうちからを持っていたのです。
世界では古くから、家畜の糞尿を、匂いが一切なくなるまで発酵させ、堆肥として使ってきました。
太陽油化はこの歴史に目を付けました。
発見した微生物群を農業に転用できないかと考え、実験に実験を重ねた結果、東京8が農業用資材として製品化されました。
先月には有機JAS認定評議会の審査を通過しTOKYO8(日本では「東京8」)が晴れて有機農法で、正式にご利用いただける運びとなりました。

詳細は以下の公式サイトでご確認いただけます。
http://www.tokyo8global.com/